道歌

平成十九年五月十二日
薬師寺東京別院 薬師寺縁日の安田暎胤管主法話
中山ユリ子さんがFaxで送って下さった中から一首ずつ

日々の努力を励ます
極意とて 別にきわまる こともなし 絶えぬ心の たしなみをいう(武術道歌)
逆境での心構え
起き上がり 小法師をみても 世渡りは 転びては起き 転びては起き
時間の大事さ
花は根に 鳥は古巣に 帰れども 人は若きに 帰ることなし
物事に取り組む姿勢
世の中に 蒔かずに生えし ためしなし 蒔きてぞついに 運やひらけん
処世の心得
身に持てる 玉といえども 磨かずば あたら光の 世には知られじ(黒沢翁満)
自制の心得
堪忍の 袋は常に 胸にかけ 破れたら縫え 破れたら縫え 
人格の磨き方
智慧のある 人ほどものに 自慢せず 能ある鷹は 爪を隠すぞ
迷うときの心得
世の人は われを何とも 言わば言え わが為すことは われのみぞ知る(坂本龍馬)
人との交わり方
馴れ慣れて いかに親しき 仲なりと 心にふだん 礼を忘るな
言葉の重み
語るなと 人に語れば その人は  また語るなと 語る世の中
つき合いの心得
借りるときは 頭の上に いただけど 返さぬ傘は 足下にあり